感想とかとか。

というわけで感想?というか思いだしメモ。幸運なことに昼夜観る事ができました。昼と夜でもちょこちょこ変わっていたような気がするので贅沢を言えば日曜日も観たかったなあ、という。
前も書いたけどストーリーはあってないようなもので。ほんとに舞台というよりカンサイショー。いろんな意味でカンサイさんの「ための」ショー。舞台だと思って観に行ったら拍子抜けするんじゃないかなあ。舞台だとして考えてたり光一さんだけを見るために行った人なら怒る人がいてもおかしくないな(笑)。しつこいようですがお祭りワッショイです。私はカンサイさんという時点で予想はできていたので(笑)*1、思ったとおりでした。じゃにさんといかにも気が合いそうです。そしてそのなんでもあり感が私には楽しくて仕方がなかった。照明も、水面に映し出される映像も、出演者が着ている衣装も、鮮やかできらびやかだった。当たり前といえば当たり前のことだけど光一さんが前面に押し出されているわけではなくて、出演者の一人。というとあれですが、七人一人ひとりの個性がそれぞれいろんな色で鮮やか。そしてやっぱりカンサイさんの作品のひとつとされるのかなあと。もう少しなんとかならんのかというかどこから突っ込んでいいのかわからんことも多々ありましたが(笑)。侍達があれだけできる人達で良かったよ…。色々言われてますが*2、私個人としては面白かったーって思いながら帰ってきました。なかなか見られないジャンルの方達も見れたし。
2回観られたので2回目は慣れちゃったんだけど、1回目終わった後しばらく「あーおかしかった」を連呼していた私。インパクトにやられた。何ってカンサイさん本人のだよ!カンサイさんのバイタリティに脱帽。光一さんも言ってたけど吸い取られそう(笑)。
メモはいつものようにニュアンスですので、一字一句正解ではないので雰囲気だけ感じ取っていただけると幸い。
あ、パンフの光一さんが超絶かっこよかったです。帰ってからじっと見つめてしまった。
・会場に入ると既に床に水が張ってある。おおこれが噂に聞いたびしょぬれになるという会場か(?)。
・自分の席はそんなにかからないであろうという列(1F後方)だったけど、なんとなく周りに流されてカッパを着こんでみた。
・結論からいうと周りの人ありがとう。軽く濡れました。足元に置いていた荷物入りビニール袋と、手に持っていた双眼鏡と、頭とひざが(笑)。水が放水され始めたのを見てもここまで来ないだろうと思っていたのでフード被ってなかったの。1回目のこっちに向かってくる水しぶきがスローモーションに見えたぜ…。
・かんさいすげー
・いきなり出てきて前説ならぬ、前解説(笑)。
・英語の通訳をする方との関係が面白かった。話した後、そっちみて「はい、通訳」みたいな顔をするの(笑)。
・光一さん達を起用したいきさつなんかを話すんだけど、自分の中でテンションがあがっててまとまらなくなってくるのもおかしかった。滑舌悪くて何言ってるかわからなくなるし(笑)。長かった。さすがに長過ぎたのか、夜はちょっと短め。ちなみに光一さんは、最初は映画の世界の人を起用しようと思ってたけど、映画はフィルム、失敗しても編集がきく。でも舞台は一度始まってしまうと終わりまで突っ走るしかない。ということで、そういうのに慣れていて活躍している人、みたいなことで決めたようです。じゃにーさんに言ったらまな板のうんたらみたいなことを(笑)言われたそう。
・夜はなぜか自分がデザインしたスカイライナーの話から。まあそこから色の話や婆沙羅・傾きの話になってはいったんだけどね。
・日本には色を表す言葉がすごく沢山あって(3〜4000位あるらしい)、日本人は繊細な色の違いを感じ取れるんだって話とか。
・熱く語るうちにたまにマイク持ってるの忘れるの。付近からあがる「マイクマイク」の声。
・いろんな意味でカンサイワールドにハマりだす私。
・でも前解説…いらない気がする(笑)。昼は「これ込みで90分とか言わないよね?」って不安になった。
・はじまりのナレーションは柄本さんかな。ナレーションていうかあらすじ説明、みたいな。
・ストーリーがもう要らないんじゃ?という。
・「七人の侍」という設定だけあればよさそうな。
・歌舞団のパフォーマンスが大部分、後は壮絶な闘いという名の水かけ祭りと暗黒総統なカンサイ氏対光一さんの戦い位しかない。後者は勿論グダグダです。
・映像と照明がきれいだった。水面もスクリーンになるのね。すごくきれい。
・あと太鼓のシーンも結構あって(ちなみに光一さんが叩くとこはありません(笑))、その振動で水面が揺れるのもきれいだなってみてた。
・トランペットがずっと生演奏だったよ。
・最初からわからない、そして終わってからも謎が残った最初の部分でそいやそいやな感じで神輿みたいなのにのっかる光一さんのシーン。
・その神輿(?)、水が張ってある床なのにめちゃめちゃ速いの!こわ!すご!
・しかし踏ん張りながら声を張り上げてわさわさがついた棒(あれなんていうんだろう、説明ができん)を突き上げる光一さんかっこよし。
・踏ん張る足が素敵。
・乗ってるベニヤ板みたいなのはもう少し塗ったりできなかったのかが若干気になる(笑)。
・侍一人ひとりの登場は客席から。ワーオ。紹介の所で「光一!」と呼ばれた時点で「光一さんは舞台では役名も『光一』じゃないとだめなんだろうか…」とか思ってしまう。光一さんは東ブロックからの登場。昼は東側だったのでそこそこの距離から見れました。顔ちっちゃ!通りすがりに通路際に座ってた小さい子の頭を撫でてたよ。私の席からは魔裟斗が一番近かった。二の腕美しい。筋肉フェチでもなんでもないけど美しい肉体でございました。しばらく「まさとかっこいい!」といい続けていた私。
・パフォーマンス的には魔裟斗氏微妙でしたが…なんかもっといい戦い方・魅せ方があればよかったのに。勿体無かった。
・余談ですがその日の夜のスポーツニュースにキャスターで出ていたことにびっくりしました。ジャケット着込んでて、髪型も前と違ってたので一瞬気づかなかった(笑)。
・そういう意味では森山さんが凄かった。月光と水面が揺れる中で踊る森山さんが美しくて圧倒された。ふおお…!ってなった。体中がバネみたい。プロだ。
・昼夜でダンス以外のシーンの森山さんのキャラが変わっていたような?
・里依沙たんはきれいだった!「りいさああああ!」とかもう私オヤジか!というレベルで見てた。あのむちっとした感じがすごくいい!(ほんとにどこ見てるんだ私は)
・リングを二つ組み合わせたものでのフライングはただ乗って登場するだけかと思いきや、そこでアクロバティックなパフォーマンス。高いよ怖いよすごいよ。
・シルクを使ったリボンフライングのパフォーマンスを見せた光一さんはいつもながら本当にきれいだと思った。白い布をはためかせて、いつもより高いフライング。きれいだけど高い!こわ!(またか) 夜は片方きちんと肘にはまってなかったっぽくてちょっとハラハラした。しばらくSHOCKも行っていないので久しぶりに生でフライング見た。本当にきれいだなあ。布が水で濡れて、それで飛ぶので水滴が落ちるの。それが終わるとリングに乗った里依沙ちゃんが降りてくるのを手を伸ばして迎えて、その隙にさりげなくフックを取り付けて、腕だけの力でそのリングにつかまって再びフライング。すごい…そしてドキドキする私(笑)。そこから足を引っ掛けてそのリングの中に入る。2人でそのリングに乗るわけですが、バランスすごいなあと思いながらも2人がその小さなリングに収まってるのがちょうかわいかったー!天使!(割と本気で思いました) バランスを取るためか、光一さんの右足がぴーんて伸びててこれまたかわいかったのですよ。
・竜ちゃんは私の中でちょう株が上がった。勿論お笑い担当なんでかっこいいとこは全然ないんですけどね。体に巻いた爆竹に引火するとこは出川の哲ちゃん共々リアクション芸人の真髄を見た(言いすぎ)。ちなみに切れたナイフ・出川(@黒バラ)は完全に声潰れてたよ!(笑)暗黒帝国ナンバー2なのにセリフ一発目から客に笑われるという。黒バラあたりでいじって欲しいと思ってしまった。
・池谷さんはアレだな、やっぱりカンサイショーの常連だけあって出慣れてる感じがした。大前提に身体能力が優れているっていうのはあるんだけど、大捕り物中のパフォーマンスだったりとか、最後の闘いのとこでほぼ全員が吊られてる中めちゃめちゃ回ってたりとか、見せ方がわかってる感じ。すごいっす。
・光一さんのセリフ、というか出演陣ほとんどセリフない。しかし大捕り物的なとこで光一さんが客席通路を逃げてる間はちょいちょい喋ってた。セリフというよりはなんだろ、アドリブみたいな。昼と夜でなんとなく違ってたし。追っかける人を「意外と多いんだよね」とか言ったり。あと逃げてる最中男性客の膝に乗っかってました。付近から上がる悲鳴(笑)。夜は「ちょっとかくまってください」とか言いながら乗っかってて、膝に乗られた男性がちょうテンション上がってピースしまくってたのが笑えた。帰りに出口でその男性客が一緒に来てた男性達と喋り捲ってたのをみかけたんですが、大興奮の模様でした(笑)。
・柄本さんは参謀っぽい感じ。派手なパフォーマンスはないんだけど、最後のお経のとこが迫力ありました。ぎゃーてーぎゃーてーがやたらツボに入る。後は語り部っぽい部分も担ってたのかな。ベテラン俳優さんが入ると締まるなあ。
・暗黒総統ことカンサイ氏はなんというかもうグッダグダでした。神の領域。そしてこの舞台を誰よりも一番楽しんでいた。歌舞団は闇が世界を制覇したことを祝うためにやってきたことになってるんで、暗黒総統の前でパフォーマンスするわけですが、そのパフォーマンスに対して「素晴らしい!」とか「いいぞいいぞ!」とか言うわけです。暗黒総統登場のあたりはナンバー2の哲ちゃんがしゃべっていてもドラム缶みたいなのを棒でごーん!ってやることで意思表示していてしゃべらないし、侍達とかも竜ちゃんのコメディシーンと柄本さんを除いてはほとんどセリフがないのに、そこで普通にコメントしちゃうのですごい変な感じ。しゃべるんかい!みたいな。でもってそれが普通に素っぽいのが笑えるのでした。いやー楽しんでるね、うん。
・水かけ祭りなところはもうもう何がなんだかわからんけどすごい、っていう。わーわーいうとります、みたいな。人と水が入り乱れ。出演者陣水浸し。フライング、というか宙吊りになってる光一さんにもバンバン水がかかって、せっかくのあのステキ髪型があっという間に普通の髪型に…(笑)。夜の部では何故かカンサイさんが光一を狙うように言うもんで、さらに水責めに合う光一さん。わああ。ていうか昼より夜のが全体的に水の勢いが凄かったような…夜に昼の席だったらもっとすごいことになっていたかもしれない。
・最後の総統VS光一のところも昼と夜で変わってました。つかあれは変えないとだめだよな…。昼は光一が総統に向かって行くもやり過ごされてすれ違いみたいな感じになり、膝をついた総統の背後から刀を向かわせたら総統がその刀を刀で受け止める、っていうのがあったんだけど、背後から行く光一の動きのほうが完全に速くて総統全然間に合ってない(笑)。光一さんが一瞬だけふっと止めてそれで総統が受け止める、みたいな。あれはさすがにないわ、と思ってたら夜ではそういうのが全部なくなってて、既に弱ってる総統を光一が一撃でとどめをさす、というようになってました。正解だと思った。
・総統が倒れると大量に落ちてくるなんか白い四角いスポンジみたいなの。なんだろアレ。血とかの代わりかなーとか思ったんだけどね。暗黒の人達が黒と赤だったから、それが倒されて白いのかなーとか。
・その白いものの一つが、昼公演では光一さんの頭に一個だけちょこんと乗っかった。
・暗転の中総統が回収(笑)されたり他の侍達が出てきて並ぶまでしばらく光一さんは微動だにせずいたので、ずーっと乗っていた。たいそうかわいかったです。
・どこの場面だったかわかんないけど、この辺かなあ。暗闇にブルーのライトが少しだけあって、そこに侍達が揃ってて、ブルーの光がちらちら水に反射しててその中に侍達のシルエットみたいに見えるところがあったのがきれいだった。
・なんだかわからないけど、え、終わり?みたいな感じで終わりましたよと。
・夢!夢!夢!
・終わった後興奮しながら満面の笑みを浮かべて裾をみしゃーると出川さんに持ってもらいながら出てくるカンサイ氏。
・やっぱり一番楽しんでいたのは彼だと思う。
・それぞれを紹介、握手を交わす。
・昼公演は光一さんがちょいちょい手を掴まれて一緒に動いてました。
・あと笑顔で話を聞いてたよ。かわいかったす。
・手を振って皆ではけてくんだけど、最後竜ちゃんに背中ぽんぽんして談笑しながら帰っていったのが印象的。これも昼。
・夜は「カンサイさんに喋れと言われた」と言いながら急遽ちょっとだけコメントしてくれました。
・かわいかったす!(2回目)
・でもね、あれで海外進出とかはやめた方が…いいと思う…うん……。
・最近光一さん海外進出づいてるね!とか呑気なこといえないレベル。
・まあ私は楽しかったです、いろんな意味で。どういう意味かは…お察しください…(笑)。
・光一さんかわいかったす!(いいたいだけ)

*1:前回のショーの感想とか読みに行って内容がないよう(ダジャレ)なのもわかってたし…。

*2:言いたくなる気持ちもわかる